
子供の遊び場、ファッションの発信地…、駅前ビルの役割
日本の経済発展の象徴、万博・ニュータウン、そして…
バブル崩壊がもたらす、悲劇的にドラマチックな町の変化
私たちのランドマークが、これから先の時代に生き残るヒント

私の住む町の最寄り駅、駅前には地域のランドマークになっているビルがあります。地上11階建て、1階と2階がテナント用の店舗、そして3階以上がマンション。地元では、少々高級な物件として知られています。
私が小学生のころに建ったもので、恐らく築30年は超えているビルです。建築当初は物珍しさも手伝い、私たちの格好の遊び場でした。家族での買い物も、このビルのテナントに行けば、衣食住の大抵のものが揃いました。
平成に入って四半世紀近く経つ今、築年数が経っており、ここ10年で大きく入居者が減っているという噂を聞きます。実際、私の小学校の頃の同級生も10数年前、結婚を機にこのビルを離れました。
地域に大きなショッピングセンターなどができ、私たちの暮らし向きも変わってきています。子供の遊び場は、そのショッピングセンターやコンビニに移り変わっています。私たちが遊んだ、このビルのテナントも時代とともに変わっています。ビルの移り変わりを眺めながら、昭和の終わりから平成という30年間の社会の空気感を振り返ってみたいと思います。
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